1.おすすめの授業
「知的財産管理」
「デザイン思考とイノベーション」
私がおすすめしたい授業は「知的財産管理」と「デザイン思考とイノベーション」である。
どちらも一見すると専門的で難しそうに感じるかもしれないが、実際に受講してみると社会に直結する学びが多く、学生生活や将来に役立つ内容ばかりだった。
学生シラバス
デザイン思考とイノベーション
知的財産管理
対象学年
経営学科3〜4年
2.勧めたい理由
この二つの授業をおすすめする理由は、「新しい価値を生み出す能力」と「その価値を守る力」をバランスよく学べるからだ。
で思考とイノベーションでは、人間中心の発想から課題解決の方法を学び、アイデアを生み出す力が鍛えられる。
一方で、知的財産管理では特許や著作権、商標などの知識を身につけ、周りの人々が生み出したアイデアを活かす方法を学べる。
どちらも片方だけでは、不十分であり、両方を学ぶことで自分の考えを社会に実際に役立てる力が身につくと感じた。
3.スキルや経験など
「知的財産管理」の授業では、特許権、著作権、商標権などを基礎から学びつつ、実際の企業事例を通して知財の重要性を理解できた。
例えば、特許出願を怠ったために模倣されてしまった企業のケースは印象に残っている。
授業は堅苦しい法律講義というより、身近な例を交えたわかりやすい内容だった。
一方、「デザイン思考とイノベーション」では、共感→問題定義→発想→試作→テストというプロセスを体験的に学ぶ。
特に授業の中で印象的だったのは、日常生活の中にある小さな課題を取り上げ、それに対して自分なりの解決策を考える演習である。
普段は当たり前だと思って見過ごしていた問題に改めて目を向けることで、発想の幅が広がり、自分の思考にくせがあることにも気づかされた。
例えば、私は「渋谷キャンパス内での不便さ」をテーマに取り上げ、どうすれば学生が快適に過ごせるかを考えた。
この授業を通して、新しいアイデアを生み出すだけでなく、それを具体的に整理し他社に伝える練習ができるため、発想力に加えて倫理的に説明することが出来る力やプレゼンテーション能力も養うことができた。
4.まとめ
これらの授業は専門分野に進みたい学生だけでなく、将来どの分野に進む人々にも役立つ内容である。
デザイン思考とイノベーションで「新しい価値を生み出す力」を養い、知的財産で、「その価値を守る力」を学ぶことは、社会に出てからも必ず役立つ。
私自身、両方の授業を受講したことで、自分のアイデアをどう形にし、どう守るべきかを具体的に考えるようになった。
だからこそ、受講していない学生にもこの二つの授業を受講してほしいと強く思う。

画像出典
経営戦略に沿った柔軟な知財業務フローを実現する基盤を整備 東芝の「知財管理サービス」が知財戦略の迅速な推進に貢献 | 事例紹介 | 東芝デジタルソリューションズ






